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横転フェリーから重油流出続く 漁師「漁できない」(2009年11月16日)

三重県・熊野沖でフェリー「ありあけ」が横倒しになった事故から4日。油の流出は現在も続き、地元漁協では漁を取り止め、漁師からは生活を不安視する声が上がっています。

井上真美記者:「流出した油が帯のようになっています。辺りは油独特のニオイがします。」山田英寿カメラマン:「フェリーありあけは、海の中で横倒しになっています。もはや沈没してるようにも見えます。」13日、三重県の熊野沖で横波を受けたフェリーが横倒しになった事故。海岸で見物する人:「いや〜えらいこっちゃ。恐ろしいわ。」この事故でおよそ500キロリットルの油がフェリーから流出。最盛期を迎えていた伊勢エビ漁は休漁に追い込まれた。伊勢エビ漁の漁師:「売れんわね、油くさくて。なるべく早く撤去してもらわんと生活できん。」さらに事故現場から5キロ離れた定置網にも油は付着。漁業会社は一部の網を回収し、漁を取りやめることにした。定置網漁師:「ここで獲れた魚は市場に出せない。油が無くなるまでは漁はできないという事に決めた。」紀南漁協・組合長:「やるせないというか、情けないというか。初めての経験なの、でどうしたらいいものか。」”ありあけ”に残る油の抜き取りだけでも1ヵ月以上かかると見られ、撤去となるとまったく目途はたっていない。

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