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台風18号の影響 三河湾で伊勢湾台風級の高潮観測(2009年10月16日)

台風18号の影響で、三河湾で伊勢湾台風並みの高潮が観測されていたことがわかりました。そのため川があふれ、「寝ていたら布団が浮いた」という市民もいました。気象台は「想定外だった」と説明しています。

愛知県田原市を流れる汐川。先週の台風18号の影響で川があふれ、街が水に浸かった。原因は、想定外の「高潮」だった。三河湾の高潮が汐川に逆流し、堤防からあふれた。田原市では、床上浸水49棟、床下浸水70棟の被害が出た。今回、3mを超える高潮が観測されたのは、三河湾のごく一部の地域だった。台風の低い気圧で吸い上げられた海水が、強風で海岸に向かって吹き寄せられ、「高潮」になる。今回は、台風の風向きの影響で三河湾の奥の部分だけに高潮が発生したという。当初気象台は、伊勢湾沿岸や名古屋港などに高潮への警戒を強く呼びかけていた。台風は東にずれ、三河湾で想定外の高潮が発生した。田原市が防災行政無線を使って汐川周辺の市民に避難勧告を伝えたのは、8日午前6時40分頃になってからだった。すでに堤防から水があふれていた。一方、汐川を管理する愛知県は、「伊勢湾台風の高潮など過去の災害を参考に、三河湾内部の河川の堤防の高さを決めてきた。今回の高潮被害を調査して、対策を考えたい」としている。

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