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学校の耐震は大丈夫?耐震化率22.7%の岩倉市は(2008年05月22日)

四川大地震では、沢山の学校も倒壊しました。学校は未来を担う子供達が学ぶ場であり、また大災害の時は住民の避難所にもなります。この地方の学校の耐震はどうなんでしょうか?

21日の夜、四川大地震の救助活動を行い帰国した国際消防救助隊が、名古屋で会見を開いた。国際救助隊・間瀬錦司消防指令:「北川中学校でたくさんの遺体を救助(収容)した」。東海・東南海地震などが予想される東海地方。耐震診断で耐震基準を満たしていない校舎は、工事を行い耐震化が進められている。文部科学省の調査では、公立小中学校の施設のうち、愛知県は75.2%、岐阜県は68.8%、三重県は84.2%が耐震基準を充たしている。全国平均は58.6%。学校の耐震工事は、各自治体などが行うためその進み具合は市町村ごとに大きく異なる。愛知県岩倉市は東海3県の中で最も工事が遅れている。愛知県ではトップの長久手町、三好町、春日町などは100%、名古屋市なども90%台と、学校の耐震工事をほぼ終えている。しかし岩倉市は22.7%で8割近くが未改修だ。一般に、学校は教室に光を入れるため窓を多くしている。もともと横揺れに弱い構造だ。生徒:「地震が来たときに壊れるから怖い。」「中国みたいにならないようにしてほしい。」「死にたくない。(耐震工事を)やって欲しい。」岩倉市内にある7校の小中学校のうち、6校が耐震工事する必要がある。しかし小学校1校を2003年に耐震化して以来、5年間、工事は行われていない。実は岩倉市に、2003年に国から「学校の耐震化を促進する通知」届いていた。にも関わらず、何故、岩倉市内の工事は遅れているのだろうか? 教育委員会・学校教育課・武藤健課長:「当時の担当者の意識が低かったのではないか。(耐震工事の)計画もされていない。その前に(耐震)診断もしていない。」岩倉市は避難経路としての橋や、避難所になる体育館などの補強を優先して進めてきて、学校の校舎は後回しになったという。教育委員会・学校教育課・武藤健課長:「2008年度から工事ができる準備ができたので、2013年度までには、耐震化率100%を目指す。」学校の耐震化を進めるため、町村官房長官は22日午後の記者会見で、公立の小中学校の耐震化工事への国の補助を引き上げることを明らかにした。

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