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直下型地震で名古屋城など18文化財に被害の想定(2008年02月19日)

政府は、直下型地震が起きた場合、文化財が受ける影響について初めて被害想定をまとめました。東海地方で震度6強以上の揺れがあった場合、名古屋城では、天守閣の周りにあるやぐらや門が倒壊する可能性があると指摘しています。

政府の中央防災会議は18日、近畿圏と中部圏で直下型地震が発生した場合の文化財の倒壊や焼失などの影響を発表しました。東海地方では、猿投-高浜断層によるマグニチュード7.6の地震が発生したと想定。この場合、名古屋城は、震度6強以上の揺れに見舞われ、木造のやぐらなどが倒壊する恐れがあるとされています。名古屋城管理事務所は、「やぐらの2つは修理を済ませたので、あと1つも早急に修理したい」としていますが、これまで、行われたのはあくまで解体修理で、耐震補強ではありません。今回の被害想定では、愛知県内で国宝や重要文化財、合わせて18カ所が倒壊や焼失する恐れがあると指摘されました。しかし、文化財であるがゆえ耐震対策には大きな壁があるといいます。耐震診断が複雑だという問題のほか、耐震化は外観を損ねる恐れがあるからです。県は、今後「文化庁の指導を受けて耐震対策を検討して行きたい」としています。

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