防災・災害ニュース

関連ニュース

耐震工事を安価で手軽にできる新工法を発表(2007年07月20日)

地震で家屋の倒壊の被害が続きながら、なかなか進まない耐震補強の工事。耐震補強を安く簡単にできる工法が発表されました。

震度6強を観測した新潟県中越沖地震。の雑感木造住宅が次々と倒壊し、お年寄りが犠牲となった。これまで、耐震改修工事が進まない理由として平均で170万円ほどかかるという費用の問題が挙げられていた。しかし、今回名工大の井戸田秀樹准教授らが開発した「ワンサイドボルト」を使った新工法では、大幅に費用を削減できるという。このボルトを差込んで回すとストッパーが出てくる。この特徴を利用して、内装を外さずに工事をすることができるとうものだ。従来の工法では、外壁や内装の仕上げ材をはがして壁の中に筋交いを入れるため、費用や時間がかかっていた。新工法では1セットの材料費が数万円。取り付けにかかる時間も30分ほどだという。強度も実験で証明された。取り付けない場合に比べ、およそ3倍の力に耐えられるという。愛知県によると、2002年度からの4年間で補助金を使って無料耐震診断を行ったのは、およそ6万6千戸。そのうちの9割近くが「倒壊の危険あり」「やや危険」というデータが出ているという。県は今後、この工法について補助金の対象とすることを検討し、耐震改修工事の促進につなげたいという。開発グループは、2007年度内の実用化を目指している。

関連ニュース一覧へもどる