防災・災害ニュース

関連ニュース

愛知工業大学で「緊急地震速報」を使い避難訓練(2006年12月14日)

地震の大きな揺れが来る前に危険を知らせようと気象庁が開発を進めている新しい速報、「緊急地震速報」を使った避難訓練が愛知県豊田市の大学で行なわれました。

緊急地震速報を使った訓練が行われたのは愛知県豊田市にある愛知工業大学です。訓練には学生や教職員など約3200人が参加しました。気象庁が開発を進める「緊急地震速報」は、地震のときに地中を早く伝わる「P波」と、大きな揺れをもたらすものの速度が遅い「S波」の時間差を利用して警報を出すシステムで、大きな揺れが来る前に「速報」を出すことができます。その間に、数々の身を守る行動がとれるところがメリットだとされています。訓練では、警報から揺れが来るまでを約40秒に設定し、その間に授業を受けている学生は避難路を確保し、机の下にもぐりこんだり、実験室では機械を停止させるなど危険を回避する行動をとる訓練をしました。そして揺れが収まった段階で、安全な場所に避難しました。一部の鉄道会社などで活用されている「緊急地震速報」を、気象庁は2007年中にも一般向けに始めたいとしていて、運用にむけて、今回の訓練のデータも活用したいとしています。

関連ニュース一覧へもどる