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愛知県日進市の住宅街で亜炭鉱跡の実態調査へ 空洞のままだと地盤沈下の恐れも(2006年03月08日)

古くから石炭に関わるエネルギー資源として採掘されていた亜炭。掘り跡が空洞のままだと地盤沈下の恐れもあるということですが、愛知県日進市の住宅街でその実態調査が行われることになりました。

愛知県日進市岩崎町、竹の山南部地区。区画整理され、新興住宅地として新しい家が次々と建っているこの地域にも、かつては亜炭坑がありました。亜炭は国の政策によって石炭の代用燃料として戦後に至るまで全国で盛んに掘られてました。現在はどこも廃坑となっていますが、埋められずに空洞のままだと地盤沈下の危険性もあると指摘されています。8日の日進市議会で西尾議員は、竹の山南部地区が亜炭坑のきちんとした調査がなされないまま区画整理・宅地造成されたと主張しました。日進市岩崎町にある作業場は建ててから1か月ほどで、ひび割れが何箇所も出来ました。別の工場では、線状に7メートルほど伸びているというひび割れがあります。建てて1年程で出来たようです。ひび割れを境に明らかに傾きが生じています。これらの現象が亜炭坑によるものか、まだ正確な調査はされていません。しかし、不安に思う住民の声を受け、事態が少し進展することになりました。これまで、地元の人でさえ詳しくは把握していなかった亜炭坑について日進市は8日、この地区の地盤調査や住宅造成を行った組合に亜炭坑道の調査をさせることを決めました。組合によると、過去1度は調査を行いましたが、より細かい調査をするということです。日進市ではこのほかにも亜炭鉱の跡があると言われていて、周辺地区でも調査を求める声が上がっています。

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